課題
コンサルや金融などのプロフェッショナル職では、資料作成が業務時間の大きな割合を占める。図形の整列やサイズ・配色の統一等、体裁の調整に時間が使われている。PPTの標準機能では作り手によってばらつきが発生。資料の中身を考える時間を確保するため、仕上げ作業を速く正確にこなす仕組みが求められていた
アプローチ
資料作成の実務でプロが繰り返し行う作業を洗い出し、それを置き換える機能を企画した。図形の整列・サイズ統一やテンプレート・配色の一括適用など、仕上げに必要な機能をPowerPointのアドインとして提供し、使い慣れた画面のまま作業時間を短縮できるよう設計した
法人導入では、クライアントごとの資料ルールや業務に合わせて機能やテンプレートをカスタマイズしている。設計・実装・運用は外注せずに自社で担い、利用者の要望を短いサイクルで機能に反映している。
さらに、生成AIの普及を受けてAI機能の開発にも着手し、β版として「比較スライド生成」と「ガントチャート生成」をリリースした。出力はPowerPoint標準のオブジェクトなので、既存の仕上げ機能でそのまま完成まで持っていける
成果
国内大手のコンサルティングファーム、証券会社、メーカーなどの大企業に導入され、契約規模は最大3,000名/社に及ぶ。メーカーでは数千人以上の社員が1年以上にわたって利用しており、法人契約継続率は100%を維持し、登録者は日米欧で1万人を突破。「資料作成の作業時間が半分以下になった」との評価を得ている


