大手通信キャリア

AIデータセンター(GPUクラウド)事業の新規事業立案支援

課題

大手通信キャリアが100億円超規模のGPU計算基盤投資を計画。一方、GPUの時間貸し(HaaS)は新世代投入のたびに単価が下落し、3年回収ラインに構造的に届かない。投資委員会を通すには「どこで・誰に・どう収益化するか」の事業構想と、巨大な計算資源を埋める需要の裏付けが不可欠だった

アプローチ

国内GPU・XaaS市場をレイヤー×業界別に推計(2029年MaaS約2,810億円で最大)し、HaaS〜MaaSのGPU1基あたり収益モデルを構築。MaaSへの配分が投資回収の分水嶺であることを定量化した。

海外116社の調査から業界特化モデルの担い手を5類型に整理し、「調達・自社開発・共創」の3ルートでモデルを確保、アンカー企業と共同開発して同業他社へ展開する事業モデルを設計。

大手企業グループ約250社から有力7社をファーストテナント候補に絞り込み、大手保険・小売のDX責任者へのエキスパートインタビューで需要を検証した。

さらに、GPU調達・立ち上げのリスク対策、将来のサービス拡張を見据えた基盤要件、構築期間中からテナントを獲得する立ち上げロードマップまで策定

成果

「GPUを貸す」から「業界特化AIを業務に届ける」への事業転換の方向性を提言し、経営の投資判断の検討材料として活用された。市場・収益性・需要の裏付けに加え、調達リスク対策から立ち上げロードマップまでを一体で示し、構想から事業化までの道筋を描いた

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